スクエアポジションでタンゴウォーク♪
タンゴウォークをご存知ですか?
ダンスを多少やったことが有るならば当然知っていることと思います。タンゴウォークを踊る時には
1)ライズ&ロアがない
2)膝はわずかに曲げられているが足の筋肉のトーンは失わない
3)左足前進(右足後退)はCBMPで、右足前進(左足後退)はサイドリードで
4)足の動かし方はわずかにフロアから持ち上げるようにデザインする
5)スタッカートなアクション
6)タンゴウォークは一般的に左へカーブして踊られるが、CBMPに足を踏み出した時にアクロスしてはならない
7)男性が左足サイドリードで後退するときには右足のボールで床を強くプレスする。
等の注意点がありました。
これは多少言葉は違いますが教科書にも書いてあることです。ところがレッスンをしていて意外と多くの方が忘れていることがあることに気付きました。
それは当たり前のことですがタンゴウォークは『スクエアポジション』で踊られるということです。
そんな事は知っている!と言われるかもしれませんが、はじめにきちんとスクエアポジションにセットアップしてタンゴウォークを開始しますが数歩タンゴウォークを繰り返すとお互いの位置関係がずれてきます。
この『ずれ』を一歩ずつ修正していく事が大切だと思います。
はじめにスクエアポジションに設定すれば後は自動的にスクエアポジションでい続けられると思ってはいけません。誰でも、どんな達人でも放っておけば二人の位置関係は変わってしまいます。それを自分たちでお互いの位置関係を保つように一歩一歩修正していくのです。
自分の5感を総動員して、ハンド・アーム・ボディ・レッグの触覚、視覚的な頭の位置関係、全体的な距離感・ボディーやレッグのトーンを出来る限り一定になるように微調整しながらタンゴウォークを踊ります。
こういうと多くの人に『大変ですねぇ』と言われます。もちろんはじめは大変です。ちょっと気を緩めたりほかのことに意識が行ってしまったりするとすぐにお互いの位置関係を見失ってしまいます。
でもそこを訓練を積み重ねることによって少しの狂いに気付き、修復可能なうちに(大分ずれてしまってからでは遅過ぎるのです)また、他の人(観客やジャッジ)に気付かれないうちに修正するのが当たり前というふうに自分の感覚を鋭敏にしていかなくてはなりません。
今度の練習の時に前進後退のタンゴウォークを繰り返してみて下さいね!