教わると言うこと
今日は暑かった!檜山ダンスでは今年2回目の冷房が入りました。
今日、ブラックプールの全英選手権はライジングスターモダンですね。結果はどうだったのでしょう?とても気になります。気になっている一方で日本にいると別世界での出来事のような気もします。
現役時代、レッスンを受けていて「今日は良いレッスンが受けられた。」という実感が持てた時はどんな時だったか?と考えます。
それはやはりレッスン中に自分が疑問に思っていた事が解決したとき、前回のコンペでやり難くて次のコンペまでには改善したかったことの改善策が分かったときなどだったと思います。
つまり先生の方から「君達のここが悪いからこうしたほうが良いよ」とアドバイスを貰うよりも、「自分達の問題はここでこういった方向に改良したいけれどその為の良い方法は何か有りますか?」と尋ねて納得できる説明を貰えた時に自分が成長できたと思うのです。
「自分達のダンスが周りから見てどう見えるか」という事はとても気になることだと思います。しかし、それを他人に聞いて他人の意見に左右されるよりも自分がこうしたい、もっとああしたいと言ったことを実現させていくほうが結局は大事だし、それが自分自身を特別な存在にしていくことに繋がるのだと思います。
レッスンをしていると「ワルツをお願いします。」「タンゴをお願いします。」と言ったきりこちらから「特に何か有るか?」と聞いても何も返ってこないことがよくあります。
私達もいつもそうできた訳ではありませんが、出来ることなら自分がどの様な問題意識を持っているのか、何を解決したいのかといったものをコーチにぶつけていってみてください。優れたコーチはやはり同じような問題を解決してきているはずですし、そのような問題を解決してきたダンサーを見てきているはずです。
教わるという事は言われた事をそのままこなすと言うこととは違うと思うのです。