目でみる動きの解剖学―スポーツにおける運動と身体のメカニズム
6月の日本インターで競技から引退して丸2年になります。それ以来、自分が踊ることよりも人を教えることに私の興味は移っています。
肉体が行っていること、行うべきことを何とかレッスンを受けに来てくれているダンサーに伝えようとしますが、自分のフィーリング、動き、パートナーとの兼ね合いを誤解の無いように言葉に表現することはとても難しいと感じています。
手を変え品を変え、伝わるように理解できるように工夫していますが、自分が理解した言葉のかたちを変えるのは誤解を生むかもしれないし、とても危険な感じもします。
そんなある日この本を見つけました。その本は
目でみる動きの解剖学―スポーツにおける運動と身体のメカニズム
です。
この本には、主な筋肉の位置とその働きが易しく分かりやすくまとめられています。
こんな感じ、あんな感じと言っても勘の良い人は上手く受け取ってくれる場合もあります。しかし同じようなフィーリングを感じ取れない人もやはりいます。
そんな時、イラストを見せてこの筋肉をこちら側に縮ませるんだよ、と言ってあげると伝わることがあります。実際に動かす筋肉を目で確認しそれが自分のどの部分を指しているかを認識することによって自分の動作をイメージしやすくなるのだと思います。(余計に分からなく場合もありますが。。。)
ダンサーとして必要な最低限の解剖学の知識を得たいと思う方にはお勧めの本です。
(私はこの本をチャコットで買いました)