上達するための一つの方法
上達するための方法は色々ありますが、その内の一つは人を真剣に教えることだと最近思います。但しこれは少なくとも数年間に渡ってレッスンを受けたり、練習することによって試行錯誤の経験を積んだ方にのみ有効です。
何とかその人を上手にしてあげようと思うとまず相手の動きを観察し、どこをどう改善するかを考えます。この『考える』というのは言い換えると『思い出す』ということです。それまでのキャリアの中で受けたアドバイス、考え付いたアイディアを思い出して相手に伝えます。
自分が与えたアドバイスで相手が上手くいったことを確認すると、このアドバイスの正しさや有効性を確認でき、それが自分のダンスにも生きると思います。
ダンスに取り組んで数年たち、真剣にレッスンを受けまじめに練習してきたダンサーの頭の中には自分のダンスを上達させるための知識はある程度蓄えられえられていると思います。
それを生かすためには『思い出す』ことも重要なのではないでしょうか。自分の中にないことは思い出すことは出来ませんけどね。