『体力は技術を盛るための器である』
英航空機テロ未遂の容疑者グループ20人以上が摘発されたようです。私達が現役でヨーロッパを往復していたときは湾岸戦争があったりイギリス国内ではIRA問題があったりとかなり物騒でしたが、今回も手荷物は全く機内に持ち込めない等不便なだけでなく、この夏イギリス行きを計画していたダンサーにとっては計画を見直さなければならなくなる可能性もあります。
現役として活躍できる期間は限られているので、そういった問題で計画の変更が余儀なくされるなら大変残念なことです。
9月17日には世界選手権が幕張で行われますが、その頃には平静を取り戻していれば良いのですが。
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『体力は技術を盛るための器である』
これは中学生の時のバスケットボール部の顧問の先生が繰り返していた言葉です。きつい走り込みやダッシュを繰り返す単調なトレーニングに意味を見出させるために繰り返していたのだと思います。
部活の練習の最後の一言で、年賀状の挨拶の中で繰り返されたこの言葉は私の意識の中に植え付けられています。
ダンスの選手はもちろん技術習得にはもちろん意欲的だと思いますが、例えばレッスン中に体力的な問題から集中力を持続させられない方も時折見受けられます。
『集中力の持続は体力の持続が必要』ともその先生がおっしゃっていたのが思い出されます。
技術力のみを高めるのではなく基礎体力の向上を目指し、思ったとおりのパフォーマンスを一日通して行えるように心がけることが大切だと思います。