イリュージョニスト

今回の帰りの飛行機の中で見た最後の映画はこの『イリュージョニスト』でした。日本では未公開のようです。

イリュージョニスト

主演はエドワード・ノートン。私がこの俳優をはじめてはっきりと認識させられたのが『アメリカン・ヒストリーX』という映画でした。これは白人至上主義というアメリカの問題を描いた衝撃作なのですが本当にインパクトのある映画でした。

それ以来エドワード・ノートンが気になっているのですがこの『イリュージョニスト』に主演しているということで観てみました。(ちなみにケビン・コスナーの『守護神』もやっていたのですがこちらは観られませんでした。)

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以下ややネタばれです。


ノートン扮するアイゼンハイムはウィーンの街に現れた謎のイリュージョニスト。観衆から絶大な人気を誇っています。
幼い頃出会いその身分の違いのため引き離されたソフィーがある日そうとは知らずに観客としてアイゼンハイムの劇場を訪れます。
ソフィーは今では皇太子の婚約者となっていますが二人は再開し昔の感情を再燃させます。
ソフィーを政治の道具としてしか見ていない皇太子レオポルドは目を掛けている警察官僚ウールを用いてアイゼンハイムを陥れようとします。

映画を見ているうちにだんだんと先が読めてきますがなんと言ってもエドワード・ノートンの怪演に引き込まれます。またアイゼンハイムによる綿密な計画やイリュージョン、張り巡らされた伏線、最後のどんでん返しには『スティング』に似た爽快感がありました。

あまり期待せずに見たのですが私の好み(マジック好き)にもはまり、とても楽しめる映画でした。

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