ディパーテッド
スリリングな展開、主役の好演、脇役の怪演。見ながら息が止まっているような感じでした。
犯罪組織アイリッシュ・マフィアのボス、フランシス・コステロ(ジャック・ニコルソン)の悪事を暴く為、州警察はその家族は犯罪者ばかりで新人警官のビリー・コスティガン(レオナルド・デカプリオ)を組織に潜入させます。
一方、コステロは幼少の頃から面倒を見てきたコリン・サリバン(マット・デイモン)を警察学校を卒業させ警察組織に送り込んだため警察の情報はコステロ側に筒抜けになります。
マフィア・警察は互いに内部に内通者(ネズミ)がいることに気付きはじめ、ビリーは窮地に追い込まれます。一方コリンはネズミの捜査を上司から指示された立場です。
以下ネタばれ。
登場人物の息詰まるやり取りが楽しめます。ただ、ラストシーンは?です。ただやるせないのと隠れキャラ(?)という感じです。
香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品だそうでそちらを観た人にとってはオリジナルの方が評価が高いようですのでいつかそちらも見てみたいと思います。