トゥモロー・ワールド
【注意】ネタばれ。これからご覧になる予定の方は御注意ください。
おお!結構好きです。面白かった!明らかにロンドンの町並みですね。懐かしいです。2027年もそのままでした。
2027年、人類は妊娠する能力を失い希望を持てずに各都市は荒廃していきます。イギリス政府は治安維持のため違法移民を取り締まろうとします。それに対して地下組織「フィッシュ」は違法移民の人権を守ろうと活動しています。
世界最年少の18歳の少年がブラジルでファンにより刺殺されたその日もロンドン市内では爆弾テロが起こっています。
その同じ日、主人公セオは別れた妻、そして反政府組織「フィッシュ」のリーダーでもあるジュリアンにある少女の通行許可書を手配して欲しいと頼まれます。目的はその少女キーをヒューマン・プロジェクトという組織に引き渡すこと・・・・。
セオとジュリアンの間にはインフルエンザで亡くしてしまった子供がいました。ジュリアンは組織内での分裂を察して信頼できるセオにこの少女キーのことを託したのでしょう。キーもセオのことを信頼し、自分が妊娠し、子を宿していることを打ち明けます。
妊娠できない理由は詳しく述べられていません。しかしどうやら全ての妊婦がある時期に流産してしまったようです。
また、ヒューマン・プロジェクトなる組織が一体どういった組織なのかも分かりません。
人がたくさん死にます。映画の原題は「Children Of Men」。最後の戦闘シーンの中で子供の泣き声に気が付いた皆がやさしく見守る表情に救われた気がします。最後はハッピーエンドなのでしょうか。