ダニー・ザ・ドッグ

ダニー・ザ・ドッグ

【ネタばれ】『スピリッツ』など、アクションスターのジェット・リー主演と言うことで観てみました。

うーん。なかなかの微妙な感動(?)作品でした。

5歳の頃に孤児になったダニー(ジェット・リー)は、高利貸しのバート(ボブ・ホスキンス)に拾われ戦闘要因として首輪を付けられ犬のように育てられた。そんなある日、事故で視力を失ったピアノ調律師、サム(モーガン・フリーマン)と出会う。ダニーはサムとその娘との生活のなかで人間らしさを取り戻していくが再びバートの下に連れ戻されてしまう。そして自分を取り戻す最後の闘いへ・・・。

ストーリー的にはお決まりと言った感もありますが名優たちが大真面目に迫真の演技を繰り広げます。展開も突っ込みどころ満載でバートはまさに不死身(マシンガンで蜂の巣と思いきや復活、車のアクシデントで激しくクラッシュ!またまた復活!)だし静かに暮らす親子が見ず知らずのいかにも訳有りの怪しい男を家族同然に受け入れるし。

そうは言ってもなかなか楽しめる映画でした。最後なんかジェット・リーの涙にほんのり感動させられます。

脚本リュック・ベンソン、監督ルイ・レテリエ、そして豪華俳優陣。お手並み鮮やか。しかしそれ程お勧めせず。微妙な(B級)映画。

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