NATD杯
今日はNATD杯とアレックス・ムーア杯の応援に行ってきました。NATD杯はC級以下の選手のみが出場できるコンペでどんな新しい選手を発見できるかという期待を持って試合会場を訪れました。おそらく観客、審査員も同じ気持ちで選手を見ていると思います。結果から言うと優勝した選手1組を除いては特にこれと言った特徴を持っていたり何かを訴えかけるような踊りをする選手はいなかったように私には感じられました。NATD杯はワルツとタンゴの2種目戦で、技術は未熟であっても練習の量をこなすことによって力ずくでも二人の踊りを合わせて押し通す、そんなカップルを見たかった気がします。しかしこれは決して選手達だけの責任ではなく、選手を取り巻く環境やコーチ達の指導も強く拘っているのではないかと感じました。コーチ達にとってはダンスの基本に取り組ませる事ととりあえず目の前の競技会でよい成績を取れるように指導することを両立させることは本当に難しい課題です。私自身も競技会を見ながら色々と考えさせられました。何にせよ観客はお金を払って見に来ている訳で、エンターテイメントとしては星一つです。C級戦に向けて頑張るよ!
ムーア杯の感想はまた今度。