物まね、そしてオリジナリティー
最近、嫌なニュースばかりありますが、その中で『絵画酷似問題』にはある意味興味があります。日本人画家がイタリアの画家の絵を盗作した疑惑なのですが日本人画家が国内で受賞した栄誉も取り消し処分になっているようです。
創作者とは自分の内から発せられる何かを何らかの目に見える形にする能力がある人だと思います。それが出来る人を芸術家、アーチストとも呼ぶのだと思います。
さらに生み出した作品が多くの人々に共感を抱いてもらえればとても幸せなことです。
優れた先人の作品や演技を観察し模倣することは上達への近道だとよく言われます。それを繰り返している間に自分なりにもっとこうして見たら?ああして見たら?という欲求が生まれてきて、その人なりの作品に仕上がって行くのかも知れません。
もちろんそれぞれの分野において基本となるテクニックはあるでしょう。それらのテクニックを駆使して、或いは自分自身で編み出し、そして時には敢えてテクニックに逆らってあくまでも創造的に自分の表現方法を追求する姿勢こそ大切なことだと今回の事件を通して考えさせられました。
皆さんも知識を深め、多くの体験をして試行錯誤の中から自分らしいダンスを目指してくださいね!