セルフ・コーチング入門
しばらく前から『コーチング』という言葉を良く耳にするようになりました。人に教える上で何か役に立つのかな、という気持ちで手に取ってみたのが
です。読み始めてすぐは内容的に私としては20年間も真剣に世間で社交ダンスと言われているものに取り組んできた中で、「既に体験済み」と思われるような事柄がほとんどで途中で読むのをやめようかとも思いました。
しかし最後の「ケーススタディー」の章と「自分を見つめるワークシート」の章では、今迄思ってきたこと、これから目指そうとすることが本の内容に沿って自問自答することではっきりしました。
どうやら『セルフ・コーチング』とは自分自身に的確な問いかけをし、自分の意思、目的を明確化してその上で自分の中にあるはずのそれを実現する為の強みを見つけ、最後に実行に移すという流れを作り出す為のテクニックだと言えそうです。
そのためには自分自身にさまざまな角度から問いかけることが重要になります。
人に教える為というより私自身が何を目指しどの様なコーチになりたいのか、またダンススクールを経営する上でどんな目的を持ってどの様にしたいのかという事がこの本のおかげで明確になった気がします。勉強になりました。