東京ボールルームダンスアカデミー2007
今日はこの時期恒例の渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われた『東京ボールルームダンスアカデミー』を観に行ってきました。
これは前年度の各クラス競技会での成績を基に各クラスから最優秀選手を選出し、表彰するというイベントです。
各部門にノミネートされたダンサーが一堂に会し、それぞれがダンスを披露しますが若い選手からベテランダンサーまで豪華でとても楽しめるイベントです。
ダンサーの皆さんの中には各クラス競技会を勝ち残り昇級を果たし、今期は新たなステージで自分達の力を発揮しようとこれから始まる競技会シーズンを楽しみにしている方も多いと思います。
現在の持ちクラスで活躍を目指すのは当然のことです。でもダンサーの皆さんには是非もっと高い目標、遠い世界に目を向けながら自分のダンスを磨いてほしいと思っています。
具体的に言うと是非世界に目を向けて頑張ってほしいと思うのです。
今回のUK戦のライジングスターで庄司組と前田組が決勝に進出しました。
UK戦のライジングスターは創設された当時から前年の本選BEST24に残った選手は出場できないという競技会です。
私もそうでしたが、そのライジングスター競技会で決勝に残ると、精神的にやっと世界のBEST24にチャレンジできると思ったものです。実際今年は庄司君たちが見事BEST24に初めて進出しました。(今年は彼らのみ、毎年ライジング決勝進出組から本選のBEST24進出は2~3組です。)
自分達がダンサーとしてまだまだ上り調子だ、と思える段階でそこまで辿り着かなくてはいけません。そしてそこからが本当の挑戦だと思います。
ダンスは残念ながら急に上達することはありません。遠くを見据えながら毎日こつこつと理解と練習を積み重ねていってください。
『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』
(上杉鷹山)
『為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成らぬと捨つる人の儚き』
(武田信玄)