『ダンスのからくり相談室』ひやけん版12

(ダンスビュウ 「ダンスのからくり相談室」ひやけん版)

Q.ラテンではそこそこ残れるのですが、スタンダードでは1次予選で落ちることが多いんです。
たいてい、ラテンの競技が午前、スタンダードは午後から。ラテンからスタンダードへ気持ちの切り替えができません。
主人は長髪でいかにもラテン派。
私もラテンにあわせて肌を黒くしているので、ジャッジの印象が悪いのではないかと気になっています。
ジャッジは見た目も重視するのでしょうか?
(ミニラさん 女性43・ 踏暦9年)

A.1日に両部門の競技会に出場するのは大変なことだと思います。
以前、10ダンスのファイナリストが
『10ダンスでは両方の衣装を会場に持って行き、必要に応じて着替えたり体力的なことも大変だが、一番大変なのは気持ちを切り替えること。』
と語っていたのを思い出します。
衣装を着替える短い時間に気分まで一新するのは大変難しい事と思います。

もちろんスタンダード、ラテンアメリカンの1セクションのみの競技でも、種目ごとの特性や『のり』を表現することはとても大切なことですがそれがモダン・ラテンとなればだいぶ特性の幅も広くなってきます。必要と有らば普段の練習から心掛けていくようにするのが大切だと思います。

さて、ご主人は長髪でいかにもラテン派との事ですが成績に多少の影響は有るかもしれないと私は思います。

スタンダードで燕尾服を着た場合やはり長髪はミスマッチです。普段は長髪でもスタンダードの競技会の日は髪の毛を綺麗にたたむ様にセットしている方も見かけます。

1日に両部門出場する場合は両部門に通じるヘアスタイルをチョイスする事も考えなくてはならないかと思います。

もちろん一番大切なのはその種目・ダンスに対する理解・技量・表現です。
審査員がどちらに点数を入れようか、と迷った時には影響があるのではないか、と言う程度の問題です。が何より踊っている自分たち自身が『スタンダード』の気分に浸るためにはお互いの身だしなみをそれらしく整える事も重要ではないかと思います。

皆さん新しく新調したドレスを身にまとうと嬉しく感じますよね。それと同様に自分たちの身なりも気持ちに与える影響は大きいと思いますよ。

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